STRUCTURE 構造

住まいの安心・安全を守る質実剛健な造り

中目黒アトラスタワーの建物構造は、風や地震などによる揺れの力への対策として梁と柱を外周部とコア部に集約した「ダブルチューブ構造」が採用されています。また床や天井の遮音対策として、二重床・二重天井も採用されており、上下階の生活音が低減され、日常の快適性も保たれています。

ダブルチューブ構造

風や地震などによる揺れの力に対して外周部とコアの二重のチューブ架構で支える「ダブルチューブ構造」が採用されています。筋交いや耐力壁など用いず、強固に接合した柱と梁によって構成される構造で、鉄筋コンクリート造の高層建築において高い信頼性があると言われています。またこの構造と大型スラブ(厚さ330mmまたは350mm)の組み合わせにより、梁を少なくし、すっきりとした居住空間が実現され、将来のリフォームの自由度が高められています。

全熱交換器と24時間小風量換気システム

強制同時給排気型レンジフード(キッチン)に加えて、常に室内に新鮮な空気を取り込む24時間小風量換気システム、冷暖房の省エネルギー化に貢献する全熱交換器システムと、3系統の換気設備が採用され、それにより効率的な換気が実現されています。

遮音・断熱に配慮された壁構造

快適な住環境を確保するため、住戸間の生活音はもちろん、住戸内も、居室と洗面・トイレの間や主寝室廻りの壁などは生活音に配慮された間仕切り壁が採用されています。外壁は十分な断熱性を備えた構造となっており、冷暖房の効率を高めるなど省エネルギー化に配慮されています。

アクティブマスダンパー

建物上部に設置した「おもり」を自動で制御し、揺れを低減する方向に動かすことで主に風による揺れを効果的に打ち消し抑える装置「アクティブマスダンパー」が採用されています。風による横揺れが制御され、住空間の居住性の改善が期待できます。

高強度コンクリート

地上部の柱・梁は設計基準強度Fc=36N/mm²〜80N/mm²の高強度コンクリートが使用されています。80N/mm²とは、1m²に換算すると約8,000tの重さに耐えられていることを示しています。

二重床・二重天井

二重床・二重天井の採用により、配管や配線がコンクリートに埋め込まれることがないので、メンテナンスや将来のリフォーム時の自由度が高められています。また床衝撃音の対策として約330mmまたは約350mmの床スラブ厚が確保されており、上下階の生活音の低減が期待できます。

センターコア方式

エレベーター、階段、パイプスペースなどを建物の中央に配するセンターコアが採用されています。リフォーム時や共用配水管の更新時の妨げとなるパイプスペースは住戸外に設置されています。メンテナンス・リフォームに柔軟に対応できる方式で、配水管から居室への伝播音を低減する効果も期待できます。

住戸の開放性を確保する逆梁工法

一般的なマンションでは梁が住まいの天井の下に通されるため、梁の形状によっては室内の採光・開放性に影響をおよぼす場合があります。〈中目黒アトラスタワー〉は住戸内の主開口部の開放性に配慮された「逆梁工法」が採用されています。

強度685N/mm²の高強度鉄筋

躯体には高強度鉄筋が採用されており、耐震安全性が確保されています。柱および梁に強度390N/mm²〜490N/mm²、柱の一部では強度685N/mm²という高レベルの強度を持つ鉄筋が使用されています。高強度コンクリートとの組み合わせにより、高い耐力が導き出されています。

地震管制運転式エレベーター

住戸へ向かう乗用のエレベーターは、主要動(S波)に加え初期微動(P波)も感知する地震管制運転式エレベーターが採用されています(駐輪場用はS波のみ感知)。運行中に万が一地震が発生した場合、自動的に最寄りのフロアまで移動、閉じ込められずにエレベーターから出られるにようになっています。

建物を「面」でささえる直接基礎

中目黒アトラスタワーは、地上約13mに位置するN値60以上の「上総層群」が支持層となっています。比較的浅い位置に堅牢な地盤があることを活かし、基礎は底版により建物の重さを分散させる「直接基礎」となっています。

共用廊下側に窓のない内廊下設計

共用廊下側に窓を配さない内廊下設計のため、防犯性・プライベート性の高いプラン設計が実現されています。空調の行き届いた共用廊下は、まさにホテルライクな設えとなっています。

国土交通大臣認定の構造設計

高さ60mを越える建物は国の定める指定性能評価機関による構造性能評価を取得した後、国土交通大臣の認定を取得する必要があり、一般の建築物より厳しい審査があります。中目黒アトラスタワーは厳しい審査を受け、国土交通大臣の認定を取得しています。

設計住宅性能評価書・建築住宅性能評価書を取得

住宅性能表示制度は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づいて住宅の品質を具体的な等級や数値等で表示する制度です。中目黒アトラスタワーでは、「設計住宅性能表示制度」と「建築住宅性能評価書」を取得しています。
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